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お知らせ情報

NEWS新型コロナウイルスによる感染症拡大防止策(第3報)ならびに祭り開催可否の決定方針につきまして

にっぽんど真ん中祭り参加チームの皆様へ

 

 昨今の新型コロナウイルスによる感染症に備えて、皆様方におかれましても感染拡大の防止のため様々対応されていることと存じます。

 政府による7都府県に向けた緊急事態宣言に続き、本日、東海地方でも愛知県と岐阜県から緊急(非常)事態宣言が発出されました。内閣総理大臣は、宣言を発出した4月7日の会見の中で、「私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができる。」と述べ、そのうえで「5月6日までの1か月に限定して、人と人との接触機会を7割から8割削減することを目指す」と広く国民に呼びかけています。

 

 これまで、2月26日付、3月11日付、4月3日付で、私共からチームの皆様に、練習・会議の中止ならびにイベント参加の自粛等について、重ねてお願いしてまいりました。見通せない情勢に不安は隠せません。でも、もう少しの辛抱です。政府や自治体が示す方針に従い、あと1か月、外出の自粛を続けましょう。我々どまつりのコミュニティは、このような時だからこそ、最大の力が発揮できると信じています。そして、チーム代表者の皆さんの強力なリーダーシップで、自チームだけでなく、周囲も牽引してください。

 

 さて、第22回にっぽんど真ん中祭りの開催可否につきましては、4月3日付の文書にて、5月中旬~下旬に判断する旨をお知らせしたところです。祭りが開催できる環境とは、第一に「安全」であること。第二に「復興の起爆剤」として、県民・市民から開催が期待されること。この二つの条件を満たさない限り、祭りの開催はあり得ません。そして、これを満たしていることを判断するために、感染症、災害・救急医療、観光の専門家、さらに行政も加えた第三者機関を設置します。結論だけでなく、その根拠となるプロセスも開示する方針です。

 

 また、このような検討プロセスを経て、第22回にっぽんど真ん中祭りが開催されるとしても、例年のような審査を実施しないことも検討します。このような国難を乗り越えるために、世界中の多くの命が犠牲になっています。私たちはそのことを決して忘れてはなりません。第22回にっぽんど真ん中祭りは、全ての人類と、それぞれの地域が復興するきっかけとなる祭りにしていきましょう。

 

 内閣総理大臣が示すとおり、「5月6日までの1か月に限定して、人と人との接触機会を7割から8割削減」することができれば、必ず先は開けます。

 皆様と共に、この難局を必ず乗り越えます。様々申し上げましたが、何卒ご理解くださいますよう、切にお願いいたします。

 

 そして、皆様方と〝第22回にっぽんど真ん中祭り〟にて元気にお目にかかれますことを、心から祈念しております。

 

令和2年4月10日

公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団

専務理事 水野 孝一