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どまつりブログ

「2025年5月」の記事一覧全3件

交流と研鑽を目的に開催しているどまつり合宿。今回も日本三大名泉の1つ、岐阜県下呂市の下呂温泉は水明館で開催しました。

 

 

今回の合宿テーマは 「シン・どまつり」

心、親、芯、信、深、新、進・・・

いろいろな“シン”を「どまつり的多様な角度」から捉え、考える 

に加え、前回の合宿で好評だった代表マニア、道具マニア、MCマニアなど、マニアな視点で深掘る【どマニア】な要素も継続して、多様な人との対話も重視しました。

 

 

今回の合宿、1日目の講演会は、公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団の水野孝一専務理事より「人も街も動かす!巻き込み力」と題し、どまつり誕生のきっかけとなった原体験と、今日までの四半世紀を熱く語りました。

 

 

  • 「にっぽんど真ん中祭り」とは?

・1999年初開催。毎年8月末日に名古屋で開催。

・歴史は26年

・名古屋市の人口: 約230万人と同等の集約がある祭り。

・「観客動員ゼロ」=全員参加型の祭りを目指す。

・祭りの象徴「総踊り」は、ギネス世界記録™。

・2020年~、テレどまつりを開催。日本イベント大賞・経済産業大臣賞を受賞。

 

「ご当地自慢」「地元対抗のダンスコンテスト」

どまつり=チームというコミュニティを作る運動

 

  • 祭り誕生の「キッカケ」と独創性

【祭り誕生の「キッカケ」】

〜YOSAKOIソーラン祭りとの出会い〜

当時、名古屋の学生団体が活動拠点としていたオフィスに一人の大学生がやってきた。

「学生が作る札幌の祭りに参加してほしい」

ただ人前で踊るなんて、恥ずかしいと思っていたが、偶然イベントで、札幌行きの航空券が当たってしまった。

名古屋学生チーム『鯱』を結成し、札幌へ

「街は舞台だ、日本は変わる」がコンセプトのYOSAKOIソーラン祭り

大音響、人だかりが凄すぎて踊らずにはいられない。

「自分の住む町にも、こんな祭りがあったらいいな」

同世代の学生への嫉妬心が芽生える

 

〜瑞浪市長との出会い〜

当時の瑞浪市長との面談時間は、わずか5分間。

14人の瑞浪視察団(現:バサラ瑞浪普及振興会の皆様)を結成してもらい、札幌へ

今まであった、美濃源氏七夕まつりを踊りのお祭りへ変革してもらう

 

〜支援してくださる方々との出会い〜

企画書を作り協賛金集め

1口5万円の寄付をお願いする。

1日25社まわるシャワー作戦を実施。しかし、一向に集まらない。

100件・・・思いを言葉にできるようになる

 200件・・・相手の共感が分かる

 300件・・・強烈な出会いがある

 

大須商店街の中野さんから10万円を出され「札幌行ってこい」

タバコ屋のおばあちゃんになけなしの31,500円を渡される

全然知らない学生チームに寄せられる「期待」

期待されている実感、もう引き下がれない。

大切なことは、「思いを言葉にすること」。

 

東海総合研究所の水谷理事長から、どまつりの経済効果を調べてもらう→41億円

 

 

【にっぽんど真ん中祭りの独創性】

祭りを作るため、ルールを作ろうとする

独創性ルール1:民謡 名古屋は有名な民謡がない→各チームの地元の民謡を演舞曲に取り入れる 名古屋は各地の民謡を持ち寄るという逆転の発想

独創性ルール2:LOCAL×GLOBAL=GLOCAL

「唯一無二の地域文化」が交流する祭り、世界中のローカルが、交流できる

独創性ルール3:総踊り 総踊りは、世界のみんなが一つになれる踊り

  • 祭り参加は地域課題の解決策

どまつりの参加チームを増やすため、「どまつりキャラバン隊」を結成し、東海3県の市区町村をまわる

地方の「深刻なニーズ」を知る

 

単なる「ダンスコンテスト」が

地域活性化のツールとして期待

 

期待感と使命感が芽生える→にっぽんど真ん中祭り 「五十年構想」の誕生

 

共感する、期待する、期待に応えてもらえると、信頼が生まれる、

共感・期待のスパイラル効果

コミュニティの核が形成される

 

どまつり×? イノベーションがもたらす効果

どまつり×警察 青少年育成

どまつり×環境保全 名古屋市カーボンオフセット運動

どまつり×救急医療 減災

どまつり×暑熱対策 熱中症対策ウォーターフェス

どまつり×フィットネス

どまつり×地域・観光 来名者歓迎キャンペーン

どまつり×未来の父母 虐待防止#189

どまつり×エンタメ 女子大小路の名探偵 小説、舞台

 

 

  • コロナ禍の挑戦 ~テレどまつり~

 

地域活性化とは、人は集まりものが動く

でも人が集まれない

物がうごかせない

こんなときこそ、私たちが

形を変えて、どまつりを→テレどまつりを開催

参加チームは、コロナ前より2.8倍増に

参加チーム皆さんの取り組みが日本イベント大賞(経済産業大臣賞)として認められた

 

全員参加のどまつり

四半世紀のどまつりの軌跡

この先の未来を皆さんと描いていきたい

 

 

水野孝一さんにズバリ聞きたい!Q&A 

 

Q.当時の睡眠時間は?

A.3〜4時間 深夜にアルバイトをして、日中はどまつり活動をしての繰り返し

 

Q.なぜ、テレどまつりというアイディアが出たのか

A.地元を大事に、コミュニティを1箇所にまとめ、こんな時だからこそ結束を深めたかった

 

Q.引き寄せる力はどう養われたのか

A.(自分に)特別な力はないけど、集まってくる力たちを大事にしている。人の力に頼るのも得意。

 

Q.なぜサントリーや東洋水産がスポンサーになってくれたのか?

A.お互いの理念に共感しているから。サントリーは「やってみなはれ」 東洋水産は「Smiles for All.

 

Q.水野さんが思い描く理想のどまつりチームとは

A.全チームが唯一無二で、全チームが大好き。今はこのチームのココが好き!と伝えています。

 

Q.審査員を選ぶ基準は?

A.一次審査員は幅広く、ファイナル審査員は各分野の第一線を行くスペシャリストにお願いをしています。

 

Q.困難な逃げ出したいことにあたった時のメンタルの保ち方

A.逃げたい時は逃げる。(逃げたっていいじゃない!の気持ちで)少し立ち止まってまた進む。

 

Q.どまつりに参加していない地域へのアプローチはありますか?

A.アプローチしたい!キャラバン隊も復活させたい!

 

Q.なぜ諦めずに地道に行動できるのか

A.たまに足踏みする時ももちろんありますよ

 

カテゴリ

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